漏電はどんな場所で発生するの?
漏電とは電気が漏れることですが、最近の住宅で早々に漏電することはありません。
安全面に配慮されたコンセントやスイッチ、照明の設置になっていますので危険な箇所は基本的にありません。
ただ、そういった比較的新しい住宅でも漏電が発生する可能性があります。
それは家電です。
家電の経年劣化やプラグやケーブル類の断線によって、漏電事故が発生するケースがあります。
例えば子供が間違って電気配線を引っ張ってしまって切れてしまったり、犬や猫がケーブルをかじってしまったという例もあります。
そういった状態で、例えば水をこぼしてしまうと漏電の可能性が考えられます。
漏電の影響で発火や発煙の可能性もありますので注意が必要です。
また、直接体で触れてしまうとその電流が体内に発生し、最悪、命の危険をさらすことも考えられます。
もし家電の老朽化、あるいはブレーカーやコンセントの老朽化が現れましたら、一度メンテナンスを行った方が良いでしょう。
該当箇所の修繕や部品交換によって漏電のリスクを軽減できます。
なお、コンセントやスイッチの取り換え作業の際はブレーカを降ろしてから作業する必要があります。
そしてコンセントの交換作業などは一般の方では対応できません。
電気工事士の資格を持つスタッフのみとなります。