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分電盤・配電盤の点検を行う頻度はどれくらいがベスト?

分電盤や配電盤の点検頻度は、建物の種類や使用状況によって多少異なりますが、一般的には3年〜5年に一度の専門業者による点検が望ましいとされています。

この頻度は、電気設備の劣化を早期に発見し、重大なトラブルや事故を未然に防ぐために最適な間隔と考えられています。分電盤や配電盤は、建物内の電気を安全に、また安定的に各部屋や設備に供給する重要な役割を担っているため、その状態を定期的に確認しておくことは非常に重要です。

特に、長年使用されている古い設備の場合は、内部の配線の劣化や接触不良が起こりやすく、漏電や過負荷などのリスクが高まります。そのため、設置から10年以上経過している場合は、より頻繁な点検が推奨されることもあります。

さらに、日常生活や業務の中でブレーカーが頻繁に落ちる、漏電ブレーカーが作動する、焦げ臭いや異音を感じるといった異常が見られた場合には、点検を先送りせず、できるだけ早いタイミングで専門業者に相談することが大切です。

こうした症状は内部の故障や危険信号の可能性があり、放置すると感電事故や火災の原因となる恐れがあります。また、大規模な電気工事や設備の増設を行った際には、その後の安全を確保するためにも点検を実施することが望ましいです。

業務用の大型施設や公共施設では、法令や安全基準に基づき年に一回程度の定期点検が義務付けられている場合もあり、これは安全な電気供給を維持するうえで非常に重要な役割を果たしています。さらに、地震や水害などの自然災害が発生した後も、設備の損傷が疑われる場合には早急に点検を受けるべきです。

日常的なメンテナンスとしては、利用者自身が分電盤の周囲に異常な匂いや変色、焦げ跡などがないか確認したり、ブレーカーの動作を定期的にチェックしたりするのもおすすめですが、専門的な点検は資格を持つ電気工事士などのプロに任せることが、安全で確実な方法となっています。

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